机上九龍。

『デスクトップカオルーン』と読む偏った日常・GAME or DIE?

 Title → ふたりぼっちの世界

2017/05/10(水) 00:51:45
20170217いきいきいき01
ものすごく前の話ですが(3ヶ月くらい前・・・
『一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう』というADVアプリを買い読み終えてました
お友だちから以前から勧められていたのでぜったい良いんだろうなと読み始めたら

いや つらかった
読後の食欲が無くなるくらい泣きました(一瞬だったけどw

一気に読んで約4時間ほど
テキストぜんぶ刺さってつらぁー(‘、3_ヽ)_ ていうのひさしぶりだった
消耗した
マジな話これ450円なら下手な小説買うより安いと思う音楽も良いし
セールで買い逃したけど定価払って良かったそれでまた良いお話作ってほしい

ということでテキストSSあるので“more...” ↓ からどぞ




20170217いきいきいき09
ヒロインのアサギリちゃん
目の前で死んだり生き返ったりを繰り返すこの少女は自分の名前もわからずずっとそうしていたようで
名前は響也(主人公)が付けました

にんげんはあらそいばかりでおたがいをころしあって なんとおろかだろう
かみさまはいいました
しんだにんげんのかずだけ『死』をたいけんして『罪』をあがなうのです

なんでこの子?
(後でわかるけど)病弱で相手をどうこうできるような子じゃないのになんで?
どうしてこの子にそれをやらせるんですかかみさま
テメェがやれ
とか言いそうになった(自分は無神論者です

世界中の死を追体験するためにアサギリちゃんは不死身です
正確に言うと死にますがすぐ生き返ります何事も無かったかのように
別件で怪我をしても瞬間で治ります
そうしてまた「死に」行くのです
20170217いきいきいき10

そして実は響也も目覚めたときからまったく身動きもできず自分が一体今どういう状態にあるのかかなり長い間にわたって把握できていません
なのでアサギリに運んでもらうのですが
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こういうのがね
テキストがいちいち刺さりますホントに

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目の前でなんども『生き戻り』を繰り返すアサギリを見ているうちに響也も感覚が狂っていきます
でもそれを気付けるうちはだいじょうぶ
響也くんは正常だしちゃんとアサギリを思いやれる【人間】です

たとえ その身が脳だけでも

そう 中盤でやっと響也くんの状態がわかります
世界が荒廃する前に親御さんがロボットの頭部部分に脳だけを移植したのです
手足は無く透明で頑丈なものに覆われた脳だけ
どうりで自分だけでは動けないはずです
しかし実験と言われてはいましたがおかげで響也くんはひどい戦争や殺し合いを生き延びたのです
そしてこの身体もある意味不死身でした(ただ一点を除いて

それまでに聞いていたアサギリちゃんの説明もイマイチ的を得てなかったせいもあってさすがにショックを受けた響也くんでしたがひと悶着あってアサギリとふたたび旅に出ます

このへんはふたりともしあわせそうでした
(生き戻りはもちろんしつつ)楽しく遊んだり話したり
もしかしたら  もしかしたらこのまま全員分を追体験したら
全てが終わったら ふたりでずっといっしょにいられるのでは
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「すべてが」 終わったら?

いま 地上には本当にたったふたりしかいないのです
アサギリ と 響也
そしてアサギリは追体験の責務を負っています
ならば
響也の追体験もしなければ

この旅は終わらない

それに気づいたふたりは


(あ イカン思い出したら泣けてきた

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響也を失って責務を果たしたアサギリが世界を放浪するEDはとても美しかった
まるでまだ 響也がそばに居るように

クリアした後も
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この呼ぶ声がずっと耳を離れなくて困る 中のひとネ申か


刺さる 刺さる とにかく刺さりまくる
表現も痛いけど体が痛いのではなく神経が精神が痛い
ささくれ立つ と言ってもいいかも
ものすごくストレスを感じた(ダメな意味ではなく
ホント具合悪くなりそうな勢いで刺さる文章
「刺さる」って便利な言葉だけど他に言いようが無く(語彙不足w
実際知恵熱出たかと思ったくらい顔が熱かった(反して手足はレイノー反応出てたくらい
開始直後すぐもんのすげぇ救いのない話だなと思ったし途中一瞬でも幸せなのかと思わせておいて絶妙なタイミングで落とす
これな 
一見単調に見えるけど物語にはいちばん大事な起伏がものすごくある
言葉遊び的なところもあるけどそういうのも好きな人にはおススメ
こういう消耗する話を読んだ後はたいていひどい夢を見たりするんだけどギリギリまで粘ってばたりと寝たので見なくて済んだ
久々に泣きすぎて頭痛くなりましたw
あと響也が自分の姿を認識するシーンは『銃夢』っぽいなーと思ったんですよね・・・

20170217いきいきいき02
ED後に
いっしゅん「夢オチか?」と思わせる演出だけどたぶん逆で
この先に起きる予知 というか遡って来てくれたのだと解釈
この自分が感じた終わり方が間違っててもかまわない


文庫本1冊くらいのボリュームは軽くありました
良いことばかり書いてきたけど
響也くんのロボ手足が生えるとこはエェーそれはちょっとどうかニャーと思ったし(強い想いが生やした動かした!ってことでいいのか?w)システム面ではバックログが使いにくくてイマイチでした

でもそれらの細々したことをふっ飛ばすテキストの勢いがすごかった
もし読んでみたいけど迷ってるという方はぜひ買ってみてください
PC版も出てるみたいなのでスマホは字が小さくて・・・という方はそちらでも

ネタバレしないように
そしてとりとめのない文章になっちゃったけどこのへんで

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